箱庭療法はLowenfeld,Mが子どもの心理療法として創始した「世界技法」と言われています。
Kalff,D.MはJung,C.G.の理論に基づき適応範囲を成人までに拡大し箱庭療法(Sand Play Therapy)として発展させました。
河合隼雄が日本で紹介し普及しました。
57cm✖️72cm✖️7cmの内側を水色で塗られた木箱の中に砂が入っています。
まず砂に触って感触を楽しんでください。
両手で混ぜたり、水を入れこねたりして砂と遊んでいるうちに何かこころにイメージが浮かんできたら、形にしてみましょう。
棚にある色々なアイテムで気になるものを見つけたら置いてみましょう。
家からミニチュアや置きたいものがあったら持ってきてくださっても大丈夫です。
時にはご自分で作ってみるのも良いかもしれません。
セラピストとクライエントの関係と箱で「自由にして守られた空間」の中に、言葉に頼らずあなたのこころの世界を作ってください。
作品ができたら、セラピストとクライエントでゆっくり味わいましょう。
一つの作品を見て、セラピストが評価したり解釈することはありません。
毎回作らなくても良いです。
継続した作品を見て、変化や流れをご自分で気がつくこともあります。